この記事ではベクターレイヤーの線や色味の特徴を初心者でもわかりやすく解説していきます。また、ベクターレイヤーを使用した作品を紹介しますので、実際の例を見ながら視覚的に理解できます。
ベクターレイヤーの仕組みを初心者でも早く理解したい
ベクターレイヤー独特の線の触り方が初心者には理解しづらい…
このような悩みは私自身も初心者なので、とてもわかります。滑らかな線の書き方がちょっと理解しづらく、どこを触ればうまく自然な線をかけるのかわかりずらいと思います。この記事ではその悩みを実際の作品例をみつつ解決していきます。
ベクターレイヤーとは?
ベクターレイヤーは拡大しても縮小しても線の画質が変わらないレイヤーのことです。また、その線は描いた後も自由に変更することが可能な線で非常に便利です。下記に参考の記事を載せておきます。
この記事でも線を描いた後に自由に編集できることをメリットとしてあげております。つまり、ベクターレイヤーを使うメリットは描いた後に編集することにあります!
ベクターレイヤーの使い方
では、早速ベクターレイヤーの使い方を見ていきます。下記の画像を参考にしてください。
以上のような流れで、滑らかな線はかけます。ここからベクターレイヤーのメリットである編集方法を見ていきましょう。
ベクターレイヤーの編集方法
先程の画像をそのまま参考に進めていきましょう。先程描きましたはこのレイヤーはさまざまなことを編集することができます。例えば以下のことが編集することができます。
他にも編集できることがあると思いますが今回はこの辺りを覚えておけば間違いないと思いますので実際に画面を見ながら解説していきます。
★レイヤーの色の編集
- 選択モードでレイヤーを選択
- 右側メニューからカラーメニュー
- 線色を選択
- 色の選択(画像参考)
★レイヤーの移動
- 選択モードでレイヤーを選択
- レイヤーを指で触ったまま、スライド
★レイヤーの線幅
- レイヤーを選択
- 右側メニューバーから境界線を選択
- 線の幅を変更
- ※点線のもできます
★パスの編集
- 左側メニューバーからノードツール選択
- パスの選択
- 下側メニューから選択 or パスの選択で曲線を編集
この中でも、「★パスの編集」をするのは初心者にとってもわかりづらくコツが掴みにくいところだと思います。私は基本的にパスを描くときは、「鉛筆ツール」で作成しております。さらに詳しくパスのベクターレイヤーのパスの編集方法を知りたい方は下記の記事を参考にしてください!
ベクターレイヤーの曲線を利用した作品例
ベクターレイヤーの曲線を利用した作品が以下の画像になります。ベクターレイヤーの曲線をつなぎ合わせて、滑らかな輪郭を描くことを意識しました。
このイラストは曲線をできるだけ滑らかに描くことでイルカの綺麗な曲線を表してあげようとしましたのでパスがかなり少なくできていると思います。
反省・参考
反省点
線がユニコーンに比べてかなり少なくなり、簡単かと思ったが、線の少なさから色での表現が重要であると気づいた。今回は影の色が少し濃くなってしまい、違和感が残る作品になってしまいました。もっとイルカらしい水々しい作品を目指したいです。ぜひコメント欄でご指摘いただければと思います。
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