10万円からでも資産運用は意味ない?20代の方が少額投資するメリットについて

10万円から 資産運用は意味ない? 資産運用

若い方は特に資産運用したいが貯金が少ないためなかなか資産運用できない、少額から資産運用しても意味がないなど資産運用に関してネガティブなイメージを持っている方が多いと思います。

今回は10万円からできる投資方法と資産運用を詳しく解説し少額投資ならではのメリットや今後投資を行いたい方が注意する点をご紹介いたします。

20代が10万円未満でできるおすすめの資産運用

投資には多くの資金が必要だと思っている方がたくさんいると存じまが、決してそんなことはありませんせん。例えば投資信託などのネット証券の場合、毎月少額から投資ができます。

なのでまずは少額から始める事ができる資産運用方法をご紹介いたします。

少額で始められるおすすめの資産運用について
  • 投資信託
  • 高配当株ETF
  • 株式投資

投資信託

出典:投資信託協会 「そもそも投資信託とは?」

「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品です。

運用成績は市場環境や世界情勢によって異なります。運用ががうまくいかず凍死した額を下回ってしまう場合もあります。この様な場合はそれぞれの投資額により投資家に帰属いたします。

高配当ETF

「高配当ETF」は「配当利回りが高いETF」の事です。ETF(Exchange Traded Funds)は「上場投資信託」の事です。ETは証券取引所に上場している投資信託のことを指します。

具体的にどのくらい利回りが出るのと疑問を持った方も多いでしょう。下記に簡単な計算式を記載いたします。(配当利回りは1株あたりの株価にしめる年間配当金額割合を指します)

年間配当金額(1株あたり)÷株価(1株あたり)×100

1株10,000円の銘柄で年間配当が20円であれば「200円÷10,000×100」で2%が配当利回りになります。一般的な高配利回りは3パーセントが目安です。

株式投資

出典:みずほ銀行「株式投資とは」

皆様もご存知の通り企業が事業資金を集める方法として「株式」の発行があります。株式を購入した「株主」は発行会社の出資者の一員になります。

株主は企業に出資する対価として、株主総会で議決する権利(議決権)や配当金・株主優待を受ける権利を得る事ができます。

10万円未満から資産運用するメリット

10万円以下の少額投資は投資経験が少ない人でも簡単に始める事が可能です。なかには100円などの少額投資やスマホのアプリなど、幅広い種類の投資方法があります。

さらに少額投資を始めることは様々なメリット(下記)があるため、投資経験が少ない方はいきなり多額の投資を行わず少額投資から始めることをお勧めいたします。

少額投資のメリット
  • 少額から投資できる
  • リスク・リターンに慣れてくる
  • 複利の効果を感じることができる

小額から投資する事が出来る

株式の場合はほとんどの企業は100株や1000株からではないと株式を購入できません。また株式は常に変動しているため投資額が大きければ大きいほど損失のリスクも大きくなります。

一方、少額から投資を始める事で損失額も小さいため一般的な投資に比べリスクが少ない事が少額投資のメリットになります。

近頃の少額投資はスマホの亜プロから手軽に資産運用を始められるサービスが多く登場しています。アプリをダウンロードして初期設定を済ませて仕舞えば簡単に少額投資がはじめることができます。

リスク・リターンに慣れてくる

資産運用を行うにあたりリスクとリターンの考えは大切です。資産運用の世界でリスクとは「収益の振れ幅」の事です。一方リターンは「得られる収益」の事です。

リスクの大きさとリターンの大きさは比例していきます。リスクが大きいということは、上手くいった場合の振れ幅が大きくなりますが、逆に動けば損失も大きくなります。

資産運用を初めて行う方で無理な資産運用を行うと、上手くいけば良いですが上手くいかなかった場合目も当てられない状況になってしまいます。

複利の効果を感じる事ができる

複利の力を利用して資産を増やす事ができます。例えば投資で得た収益を元本にプラスする事で(再投資)すると複利の力により利益がさらに利益を産んでいきます。

複利運用は長期的に運用する事で複利の効果を得る事が出来ます。

例えば毎月1万円を20年間、年間利率3%積み立てていった場合でシミュレーションし、「複利の効果」を確認してみましょう。

出典:金融庁 「資産運用シミュレーション」

  シミュレーション
毎月の積立金額 5万円
想定利回り(年率) 3%
積立期間 10万円
元本 600万円
運用益 98.7万円

上記の様な計算になります。若い頃の1万円は投資をする事で1万円以上の価値を生み出すことになります。

10万円未満から資産運用するデメリット

上記にメリットを挙げていましたが少額資産運用を行うメリットをご紹介いたしましたが、もちろんデメリットも存在します。

投資なので元本保証ではありません、元本が少なくなることもありますし、他にもデメリットもありますのでご紹介いたします。

10万円未満から資産運用するデメリット
  • 資金拘束が厳しい
  • 元本保証ではない

資金拘束が厳しい

資産運用は基本的に長期運用を行い利益を狙っていくので、利益を得るまで多くの時間が必要になります。さらに抱え金が少ないため最初の頃は利益も少ないです。

最初は少額投資で大きな利益を得ようとするのではなく、投資の勉強と経験を積むためのステップだと位置付けをして少額投資を利用するのをお勧めいたします。

元本保証ではない

少額でも投資である事には変わりません。世界情勢や金融相場の影響を歩うけて元本割れを起こして損益が出る可能性があります。

資産運用にはリスクとリターンがあり、リスクが大きくなるにつれてリターンも大きくなると思って問題ないです。ノーリスクハイリターンの商材などは十分に注意が必要です。

10万円未満からでも資産運用はおすすめ!

定年の延長や近年の世界情勢が不安定な現代で新しい幸せの形として「Financial Independence / Retire Early (経済的に自立した早期退職) 」という考え方が流行しています。

FIREを実現する為には会社に勤め貯金を行うだけでは到底叶いません。そのため、少額から資産運用をしていきながら、不労所得を実感して、元本を大きくしていくことが必要です。

少額から資産運用をしていくのであれば、まずは「投資信託」や「株式投資」の仕組みを学び、実際に証券口座を開設していくことが必要です。

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