本当に資産運用は必要なのか？デメリットについて解説

資産運用を行い資産形成したい方や興味はあるが運用が上手く行かない場合のリスクが気になるため資産運用をまだ行えない方もたくさんいると思います。

本記事はみなさんが気になる資産運用のデメリットや資産運用を行わない方が良い理由を解説していきます。

この記事を読んだ皆様は資産運用のリスク・リターンについて学ぶ事が出来、失敗しない投資について学ぶ事ができます。

資産運用はしないほうがいい？デメリットについて

まず「本当に資産運用しない方が良いのか？」デメリットについて詳しくご紹介したいと思います。

デメリットを理解することで投資に関するリスクを知る事ができます。リスクを知る事で対策を講じる事も出来ますし。正常な判断を行う事も出来ます。

何も知らない状態で投資を続けていた場合上手くいけば良いですが、状況が悪くなった場合の対応が遅れてしまいますので一度一緒に確認しましょう。

資産運用は元本保証ではない

投資である以上リスクが発生します。ウクライナ危機などの世界情勢やリーマンショックなどの金融相場の影響をうけて元本割れを起こし損益が出る場合があります。

国内外の株式や債券は日々市場で取引されています。その為これらで運用する投資は日々値動きしていきます。

運用をすることで上手くいけば利益が出る一方で、リーマンショックなどの金融ショックなど起こると損失が生じる可能性があります。従って元本保証がない事を念頭において投資を行いましょう。

手数料もかかる

資産運用を行う際に手数料が発生します。購入時手数料、信託報酬、信託財産保留額などの手数料が発生します。株式を購入したり売却したりした時に発生します。手数料は金融機関ごとに異なります。

一般的にネット金融機関は安く、対面型のサービスを行う金融機関は高くなる傾向にありますので手数料が気になる方はネット金融機関をお勧め致します。

手数料がいくら差し引かれているかを確認するには販売用資料や目論見書などに記載があります。運用効率にも関係してくるので事前に確認しておきましょう。

すぐにお金が増えるわけではない

投資を行ったらすぐにお金が増えるわけではありません。特に投資信託は資産を代わりに運用してもらい利益を出すシステムです。

従って手数料などのコストが発生する為利益は「値上がり益ー各種コスト」が純粋な利益になります。

資産運用は長い時間をかけて積み立て投資で資産を形成するものです。すぐにお金が増える投資は相応のリスクがかかりますので資産運用には向いていません。

資産運用をするメリットについて

上記に資産運用のデメリットについてご紹介しましたが、デメリットを見た皆様は「資産運用ってリスクの方が多いじゃん」「資金を手元に置いておいた方が安全じゃん」と思った方も多いと思います。

しかし資産運用にはメリットもあります。投資を始める際まずはメリットとデメリットをしっかりと理解してから始めることが大事なので確認しておきましょう。

複利の効果を感じる事が出来る

複利の力を利用して資産を増やす事ができます。投資で得た収益を元本に足す事で（再投資）すると複利の力により利益がさらに利益を産んでいきます。

毎月1万円を20年間、年間利率3％積み立てていった場合をシミュレーションした場合

• 元金：２４０万円 （１万円×240か月）
• 元利：約３０７万円（元金＋利子）
• 利息：約６７万円
• 利率：約２８％

上記の様な計算になります。
若い頃の１万円は投資をする事で１万円以上の価値を生み出すことになります。

リスク・リターンに慣れてくる

資産運用を行うにあたりリスクとリターンの考え方は大切です。資産運用リスクとは収益の振れ幅の事を指します。一方リターンは得られる収益の事です。

リスクの大きさとリターンの大きさはほぼ比例しています。高リスクの商材は、上手くいった時はお高いリターンを得る事ができますが、逆に動けば損失も大きくなります。

資産運用を初めて行う方で無理な資産運用を行うと、上手くいかなかった場合大きな損失が生まれます。

この様な状況にならない為にまずは少額の資産運用からスタートしリスク・リターンの考え方を学びましょう。

政治・経済・世界情勢に興味が持てる

資産形成を始めることで、政治・経済について興味・関心が持てるようになります。自分が購入した商品fの価値が上がるか下がるかは政治・経済・世界情勢などが関係してきます。

自分が運用している資産の状況が、政治・経済の状況によってどう評価されるのか、興味をもって情報を仕入れることもできるようにおのずと、国際情勢にも興味がいくため、知識が増えてくることもメリット

資産運用をやめたほうがいい人の特徴

最後に資産運用に向いていない方をご説明したいと思います。下記に当てはまる方はもう一度資産運用のメリットデメリットを理解する必要があります。

生活の余裕資金がない人

資産運用は余剰資金で行うのが基本です。日々の生活に余裕資金がない方や、持っているお金が増えるから収入の余剰分を全て投資した方が得じゃんと思った方は注意が必要です。

資産運用が継続できない状況に陥ってしまったら長期的な投資のメリットが受ける事ができません。

資産運用は使用時期に合わせた方法を選択する事が重要です。投資初心者の方は継続しやすい金額を設定し第一に継続することを目標にしましょう。

必ずお金が増えると思っている人

投資である以上リスクが発生します。ウクライナ危機などの世界情勢やリーマンショックなどの金融相場の影響を歩うけて元本割れを起こし損益が出る場合があります。

資産運用にはリスクとリターンがあり、リスクが大きくなるにつれてリターンも大きくなると思って問題ないです。ノーリスクハイリターンの商材などは十分に注意が必要です。

また投資の際に発生する手数料が割高になりやすいです。利益が発生したとしても損益が出る可能性があります。一度投資したら頻繁に動かさずにした方が手数料が発生しません。

失敗しないための資産運用について

銀行に預金しているだけではほとんど資金が増えない為、資産運用が注目されています。もちろん投資なのでリスクも存在していますが銀行で預け入れするよりも期待がもてます。

しかし投資にはデメリットがある以上失敗しない為に下記準備を行わなければなりません。

• 資産運用の知識を身に付ける
• 目的と方法を明確にする
• 生活資金を確保した上で投資する

上記の準備を行った上で長期的な積み立てを行う事で失敗するリスクを低減させる事ができます。特に初めての投資は第一に継続できる様に心がける事で大事です。無理な資産運用は行わず継続を心がけましょう。