投資を始めようと思った方はまず証券会社選びでつまづく事が多いでしょう。手数料や扱い銘柄が証券会社によって違う為迷うことが多いでしょう。
実際大手の金融会社はたくさんありますし、様々な証券会社がありそれぞれ特徴があります。
なので今回は金融会社大手の「楽天証券」について詳しく解説していきたいと思います。
楽天証券とは
出典:楽天証券
楽天証券は楽天グループのネット証券です。楽天証券はお客様の「信頼」を最大の価値と考え質の高い投資サービスの提供に努めています。
楽天証券会社概要 | |
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商号 | 楽天証券株式会社 英文:Rakuten Securities, Inc. |
代表者 | 代表取締役社長 楠 雄治 |
設立 | 1999年(平成11年)3月24日 |
資本金 | 19,495百万円 |
株主構成 | 楽天カード株式会社(100%) |
従業員数 | 598名 内、日本証券業協会 外務員登録者数533名 内、独立行政法人 情報処理推進機構 情報処理技術者資格取得者446名 (2022年5月31日現在) |
加入協会 | 日本証券業協会 一般社団法人金融先物取引業協会 日本商品先物取引協会 一般社団法人第二種金融商品取引業協会 |
引用:楽天証券
楽天グループの一員として楽天証券が存在しています。楽天証券は投資家に向けて幅広いサービスを提供すると共に顧客の立場に立ったサービスの提供を行う証券会社です。
楽天証券の評判と口コミ
「楽天証券」の口コミを下記にてご紹介いたします。大手の証券会社なので知名度が高く様々な口コミが挙がっていました。
本記事では口コミサイトを調査し良い口コミと悪い口コミをご紹介いたします。
楽天証券の良い口コミ
まずは楽天証券のポジティブなご意見を紹介いたします。「手数料がやすい!」「株式投資以外に様々な商品を提供している」などポジティブな意見が多数あがっていました。
まず楽天証券は総合証券会社と比べ非常に手数料が安いです。手数料は売買を行なったりするだけで発生したり他にも様々なタイミングで発生します。手数料は投資の天敵なので払わない様に下調べが必要です。
また、画面が見やすくアプリが非常に使いやすいのがメリットに上がっています。証券会社によって操作が難しいなどの意見があった為、楽天証券は優秀な操作性を誇っていると思われます。
楽天証券の悪い口コミ
続いて悪い口コミもご紹介します。「IPOが当たらない点」「サポート体制が不十分」などの意見を見かけました。
IPO投資は他の証券会社も抽選で当たるのでなかなか当選するのは難しいと思います。IPO投資について詳しく知りたい方は下記にて詳しくご紹介いたします。
また、ネット証券会社なので総合証券会社と違い投資家へのサポートが不足している為対面でサポポートを行なっていただけません。不明な点があった場合はご自身で調べるかカスタマーサービスに問い合わせる必要があります。
20代が使う楽天証券のメリット
続いて20代の方が楽天証券を使用するメリットをご紹介いたします。
楽天証券は幅広い銘柄を揃えておりサービスが充実している点や初心者が投資しやすいサービスを提供しています。
また楽天証券は取引を行う度にポイントが発生して非常にお得です!詳しくは下記のメリットの欄で解説致します。
取引コストが業界最安水準
楽天証券を使うメリットは取引手数料が安い点です。いかなる投資には手数料が発生する為手数料から逃れる事は出来ません。
例えば楽天証券の国内株式取引手数料は下記の2コースがあります。
超割コースの手数料は他社と比べても最安水準です。また手数料の1%が楽天ポイントになるので非常にお得です。下記に業界大手のSBI証券と手数料を比較したので一緒にご確認ください。
楽天証券・SBI証券国内株式手数料比較 |
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一回の取引金額 | 楽天証券(超割コース) | SBI証券(スタンダードプラン) |
~5万円 | 55円 | 55円 |
~10万円 | 99円 | 99円 |
~20万円 | 115円 | 115円 |
~50万円 | 275円 | 275円 |
~100万円 | 535円 | 535円 |
~150万円 | 640円 | 640円 |
楽天証券とSBI証券は同じ手数料で取引が可能です。また「いちにち定額コース」は100万円までの手数料が無料ですその為1日の取引金額は100万円以下の方は「1日定額手数料コース」をおすすめいたします。
楽天ポイントから投資も可能
楽天証券ではお取り引きや、家族友人紹介によってポイントが貯まります。
また、貯めたポイントを「国内株式」や「海外株式」に回すことも可能です。日々の買い物、旅行などで溜まったポイントで投資が可能なので気軽に投資ができます。
1ポイントで1円分の投資が可能ですので、無駄なく投資ができます。
アプリ・サイトが使いやすい
同じネット証券会社にはアプリや管理用の画面が見づらいといった意見が多く口コミなどで挙がっています。
その中で楽天証券の口座管理アプリは非常に優秀で使いやすく、口コミなどでも「管理が楽になった」などの意見が多くあがっています。
特に楽天証券の口座を持っていれば利用できる「iSPEED」は人気の取引管理ツールです。
20代に方が楽天証券を使うデメリット
メリットが多く手数料が安い楽天証券ですが投資初心が悩むであろうポイントを紹介します。
証券会社を選ぶ際のポイントになるのでデメリットも確認していきましょう。
IPO投資実績が少ない
楽天証券のIPO取り扱い数は大手ネット証券のSBI証券などと比べると多くありません。楽天証券のIPOは完全平等なので当選するかは運次第となります。
しかし同じ大手のSBI証券と取り扱い数を比べるとSBI証券のIPO取り扱い数が多いです。
またSBI証券は外れた場合もIPOチャレンジポイントがつくので次回の抽選時に優遇していただけるそうです。
IPO株は非常に人気があり当選しにくいのは事実です。
IPO株を進んで購入したい方は実績のある大手証券会社などから複数申し込みするのをおすすめします。
対面で対応してもらえない
ネット証券は店舗まで行く必要がなく手数料が安いのがメリットです。しかし取引は全て自己責任で担当者からのサポートはありません。
総合証券会社であれば担当者と相談をしながら投資ができますし、手続きやその他困りごとに対してサポートを受けることができます。
ネット証券で投資を行う場合は、特に投資の為の勉強を行い続けないといけません。
世界情勢や政治経済を注視しなければ自分の資産が少なくなることに気づきません。
楽天証券とSBI証券との違い
ネット証券会社を調べると必ずあがるのが「SBI証券」です。口座選びで悩んでいる方の多くは「楽天証券」と「SBI証券」の比較が難しく口座を開設できていない方も多くいらっしゃると存じます。
本記事ではそのような方に向けて「楽天証券」と「SBI証券」の良さを比較したのでご参考までに確認していただけると幸いです。
得られるポイントの違い
楽天証券は様々なタイミングで楽天ポイントが貯まります。一方SBI証券はポンタポイントとdポイントが貯まります。
一方、SBI証券はPontaポイント、dポイントを貯めることが可能です。また積立の決済に三井住友カードを利用することでVポイントを貯めることも可能です。
ミニ株の投資で選ぶならSBI証券
楽天証券はミニ株の取引ができません。ミニ株投資は資金面の都合上1つの銘柄に多くの資金を投資することが難しい方向けに1株ずつ投資を行える投資方法です。
つみたてNISAで選ぶならSBI証券
積立NISAの取り扱い商品数は両者ほど大差ありませんが投資信託の取り扱い手数料はSBI証券の方が無料なので非常にお得です。
楽天証券は売却手数料が発生するため特に頻繁に売買を行う方はSB証券がおすすめです。
手数料は税金と異なり収益が発生しなくても支払わなけければなりません。
手数料を多く支払った為元本割れする場合もあるので極力支払わない様にしなければなりません。
楽天証券と比較!20代の証券会社の選び方について
最後のトピックとしてこれから証券会社を選ぶ方や、20代の若者に向けて証券会社の選び方についてご紹介いたします。
それぞれの投資スタイルとライフスタイルを考慮に入れて投資証券会社を選んでいきましょう。
投資する金融商品で選択
証券会社を選ぶ上で、「どの金融商品に投資するか」を最初に決定しましょう。「国内株式」「投資信託」「米国株などの外国株」「株」など取引を行う金融商品によっておすすめの証券口座が変わってきます。
またIPOの取り扱い実績も証券会社によって変わってきますので、IPO株を積極的に取引したい方はIPO取り扱い実績数も考慮に入れしょう。
投資スタイルで証券会社を選ぶ!
投資スタイルによってもオススメの証券会社が変わってきます。デイトレード(短期売買)を行いたい方は手数料の安い証券会社をおすすめいたします。
一方長期的な運用を考えている方は「分析力」で選ぶのが重要です。どの様な職種、業、銘柄を選ぶのかが大切になるので情報分析機能が大切になります。
また少額取引を行いたい方は少額取引に対応できる証券会社を選びましょう。
どの証券会社もそれぞれ特徴がある為、自分にあった投資スタイルを見つけ証券会社を選ぶことをおすすめいたします。
得られるポイントによって決める!
皆さんの普段の生活で貯めているポイントが変わってくると思います。
楽天カードをよく使用している方は楽天証券をおすすめし、それ以外のポイントでしたらSBI証券をおすすめです。
まとめ|使いやすさで選ぶなら楽天証券がおすすめ
楽天証券の最大の魅力は使いやすさにあると思います。
ネット証券会社大手のSBI証券と比較するとSBI証券は複数のアプリを使用し自分の資産を管理していきますが、楽天証券は1つのアプリで様々な金融商品を一括管理することが可能です。
長期運用を行うには様々な情報を入手し検討を行わなければなりません。
楽天証券の取引ツールは日経テレコンや四季報などのニュース配信も行っており取引に必要な情報をリアルタイムで確認することが可能です。
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