株式投資とは?20代の初心者が株式投資を選ぶ理由について解説!

初心者が投資信託を選ぶ理由について解説! 投資信託

資産運用を検討している方であれば、まずは代表例である「株式投資」について気になる方は多いでしょう。

株式投資は、「企業」が発行した株式を投資家が買い、それによって得られる配当金・株主優待を受け取ったり、売却によって利益を得る投資方法です。

株式投資では「配当金」「株主優待」と2つの収益源があるため、魅力を強く感じている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回の記事では、株式投資についてと、比較される投資信託との違いについて解説していきます。

そもそも株式投資とは?

先ほども解説したとおり、株式投資は企業が事業を起こすための資金を、投資家から募り、株式を発行。投資家は発行された株式を購入して、企業から配当金・株主優待を得られる投資方法です。

株式投資では、投資先の企業の業績・経営状態によって配当金・株主優待のサービスが受け取れるのかどうかが変わってきます。

そこで、株式投資で得られる「利益」と「株価の動き方」について解説していきます。

株式投資の利益について

株式投資で得られる利益
  • 配当金
  • 株主優待
  • 株式の売却益

株式投資の利益は、「配当金」「株主優待」「売却益」の3つで構成されています。

株式投資を実施する投資家であれば、毎月安定した「配当金」を狙う方法と、短期的・中期的な売買取引によって得られる「売却益」を狙う2つの方法が考えられるでしょう。

一般的には「売却益」を狙うようなデイトレーダーは投資が好きな上級者向けの投資手法となり、「配当金」を狙った投資であれば、初心者の方でも実施可能です。

株価の動き方について

まず、株価とは「1株あたりの価格」のことを指しています。投資家・企業が売り手・買い手となって、両者が合意によって算出した金額にて取引が実施され、価格が決まってきます。

つまり、株価の動き方は「企業」の将来性・価値・経済状況を見て、投資家が成長性を考えて納得して購入できる金額が株価の上下の仕方になります。

実際には、2人で株価を決めているわけではなく、多くの投資家が政治・経済・国際情勢を考慮して金額を見定めているため、日々価格が上下します。

株式投資のメリット・デメリット

では、株式投資を実施することのメリット・デメリットについても気になる方は多いでしょう。

株式投資も投資である以上、「配当金」「株主優待」が得られるというメリットだけが存在しているわけではありません。

  メリット デメリット
株式投資
  • 配当金
  • 株主優待
  • 株価の値上がり益
  • 国内企業について知識が深まる
  • 株価の値下がり損
  • 相場状況によって売買ができない時も
  • 外国株式だと為替リスクもある

株式投資のメリット

株式投資のメリットとして考えられるのが、「配当金」「株主優待」でしょう。両者は株式投資の一番の魅力で、「配当金」は不労所得の性質が強いです。

また、短期的・中期的ななトレードを実施する場合には、企業の成長によって売却時の値上がり益も期待できるのが魅力です。

株式投資をすることによって、「国内企業」「政治・経済情勢」についても興味関心を持つことができ、手間をかければ自分自身も成長するメリットも大きいです。

株式投資を実施している人は、さまざまな分野のニュース・情報を集めることが得意になり、株式投資にかける時間も自己投資の時間になると考える方も多いでしょう。

株式投資のデメリット・リスク

株式投資の魅力について解説してきましたが、株式投資にはデメリット・リスクも存在しています。

株式投資には、企業の「株価下落リスク」も絡んでおり、下落によって資産を大きく減らしている投資家も少なくないでしょう。

株式投資は比較的値動きが激しい投資方法のため、投資後「コロナショック」のような危機が起こると、すぐさま株価は下落してしまいます。

また、外国の株式に投資をしている方は、さらに「為替リスク(円の価値の上下)」も絡んでくるため、より価格の変動が激しくなります。

投資信託と株式投資の違いとは?

「投資信託」とは、投資家から集めた資金を資産運用のプロ(運用会社)に預けて運用してもらい、分配金をもらう投資方法です。

出典:投資信託協会 「投資信託とは」

初心者の方であれば、「株式投資」と並んで比較するのが「投資信託」についてです。両者とも「株式」に投資している点は一緒ですが、仕組みが異なるところもあるので、確認しておきましょう。

投資信託と株式投資の違いについて
  • 運用する人の違い
  • 手数料の違い
  • 分散投資ができる

運用する人の違い

  運用する人の違い
株式投資 個人
投資信託 投資の専門家(運用会社)

「株式投資」と「投資信託」との違いとして「運用する人の違い」があげられます。

「株式投資」では、投資家である「個人」が株式の購入・売買・運用をしていきますが、「投資信託」では投資家が資金を投資の専門家(運用会社)に委託します。

結果として、「投資信託」では運用・管理を投資の専門家に丸投げできるため、投資家は株式についてそこまで知識がなくても運用ができるわけです。

初心者の方であれば、「投資信託」も魅力に感じて、安全に資産運用してもらおうと考える人も多いです。

手数料の違い

  手数料の違い
株式投資 比較的安い
投資信託 「信託報酬」などの手数料もかかり、「株式投資」よりも高い

「投資信託」では資産運用のプロの方に運用をお任せしているため、「株式投資」よりも手数料が高いことがあげられます。

「投資信託」で資産運用するということは、企業と投資家との間に運用の専門家を間に挟むため、その分のコストがかかってしまうことは理解しておきましょう。

しかしながら、近年の「投資信託」は手数料も格安になってきており、信託手数料:0.1%程度の「投資信託商品」もでてきています。

投資信託を活用して資産運用を実施したいという方は、「手数料」については厳しくチェックして投資先を選定しましょう。

分散投資ができる

  分散投資の違い
株式投資 自分で分散投資
投資信託 プロにお任せ

資産運用を考える上で大切なことは、1つの企業・銘柄に「集中投資」するのではなく、「分散投資」でリスクを分散しなければなりません。

株式投資では、個人投資家がすべて自分で企業の選定・売却の決意をしなければなりませんが、投資信託ではプロが自動で資産運用してくれるため、その手間もありません。

株式投資はより自分のリスク許容度にあった投資先を選定して自分好みの投資が可能ですが、投資信託ではそういったリスクのバランスなどを考えずともプロによって運用してくれます。

こういった違いもあるため、「株式投資」よりも「投資信託」から資産運用をスタートさせる方は多いと考えられるでしょう。

初心者には投資信託・深く勉強するなら株式投資

株式投資は、企業が発行している株を投資家が購入して、配当金・株主優待・売却益によって利益を上げる投資方法。

株式投資で失敗しないためには、「分散投資」が必要不可欠です。よく比較される「投資信託」においては投資の専門家が株式を広く分散して資産運用を実施してくれます。

そのため、「株式投資」を実施したいと考えている方であれば、投資家として企業を分析して、幅広い業界・分野の企業に分散投資することが必要です。

投資信託と株式投資の違いを比較しつつ、自分にあった投資方法で運用をスタートさせることが大切です。

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